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女将のおもてなし講座「懐紙の使い方」
(2023年度第8回)

日時
2023年11月15日
場所
名古屋名鉄バンケットホール
講師
京菓匠 笹屋伊織十代目女将・田丸みゆき
ドレスコード
墨色

本日の名古屋名鉄本店で開かれた
おもてなし講座は[懐紙の使い方]について
ご教授いただきました。

懐紙は折り方によって、
慶事用・弔事用と異なってきます。
日本の作法として覚えておきたいポイントです。
また、懐紙は色々な場面で便利に使えます。

例えば立食パーティなど、受け皿として
自分のコップが分かるようにコースター代わりとしたり
懐紙を折り紙のように折って箸袋に大変身。時にはメモ代わりとして、さまざまな用途で
活躍してくれます。
こんなに懐紙が便利だとはご参加された皆さまも驚きの表情。
女性の嗜みとして持っておくと女っぷりをあげてくれますね。

今日の為に女将さん自ら足を運び
懐紙を選んで来て下さいました。
ご参加された皆様も、色とりどりの可愛いデザインにうっとりしながら
選んでおられました。

さて、本日のお菓子は
平安時代からあった生菓子『亥の子餅』。
亥の月である11月の亥の日、亥の刻にいただきます。
今年は、
亥の日・・・1日、13日
亥の刻・・・21時から23時です。

亥の子餅を食べる事で無病息災・子孫繁栄を祈って
食べ続けてられてきた伝統ある生菓子。
女将さんの楽しいトークを交えながら
お抹茶と共に美味しくいただきました。

来月12月6日(水)はゲスト:工房武久 佐治幹生氏をお招きし
「ライフスタイルに新たな形の伝統工芸を届ける!」を開催します。
是非皆さまのご参加お待ちしております。

Text by 松浦 尚子